ヒプノセラピスト講座4(暗示療法実践)
弊ブログに訪れてくださりありがとうございます。
ヒプノセラピー講座第4回の記録です。
前回受けた暗示療法の実践を行いました。
催眠をかけるのは5回目。まだまだ緊張しますし、きちんと催眠状態を作れるのかという不安もあります。クライアントにその不安が伝わってしまうので、自信を持って堂々と行うようにと先生からアドバイスをいただきました。自信が持てるまで実践を繰り返すのみです。
ダイエット中のクライアントへの暗示療法です。
順調に体重が落ちてきたのだけれど、ここしばらく停滞期で焦りがあるということ。これまでのメニューに何か追加して停滞期を乗り切ろうと、筋トレを始めたところだそうです。
筋トレを毎日続けてさらに美しく痩せることを目指し、暗示療法を行いました。
作成した暗示文は、
「体幹ストレッチを毎日3セット行います。それを3ヶ月続けると美しく痩せます。ご褒美にビーチへ旅行に行きます。」
やはり、このご褒美があるところがいいですよね!
催眠導入は成功し、催眠状態を作ることができました。
しかし、反省点多数・・・。
一つは、催眠が少し深すぎたこと。堂々とやろうと意識したせいかしら?
催眠は、深すぎても眠くなってしまい上手く潜在意識を取り出せなくなってしまうのです。ちょうどいい深度を保つことも必要です。ただ、クライアントがどのくらいの深度の催眠状態なのかということはセラピスト側からはわかりにくいので、これは経験値で判断していくしかないようです。
二つ目は、催眠の中で場面を移動する際ベストな導きができなかったこと。毎日筋トレを行なっている姿を体験し、それを継続している自分を実感することが今回のセラピーの目的です。なので、筋トレをする場面に毎回飛べばいいものを、朝起きてから筋トレするまでの1日を体験してもらってしまいました。日常の繰り返しの部分(つまり朝起きて、仕事へ行き、帰宅し、家事をして、食事して、お風呂に入り・・・)を反復してしまったということです。クライアントが見たい場面へジャンプできるように誘導してくことが必要だったと思います。
三つ目は、なんと!!!私の大好きな「ご褒美」を体験してもらうのを忘れてしまった。
これは致命的です。せっかく3ヶ月毎日筋トレを頑張って継続し、抜群のプロポーションを手に入れたのに、素敵な水着でビーチに行く体験をしてもらわずにセラピーを終えてしまいました。
と、遠回りをしたりスキップしてしまったりしましたが、3ヶ月筋トレ継続の目標を達成し、クライアントは「自分の姿がだんだん引き締まっていくのを感じた」と話して下さいました。そして、日数を重ねるごとにトレーニングが習慣となり苦なくできるようになったそうです。
課題山積みですが、理想の自分を体感するというセラピーとしての最低ラインはクリアしたかな。。。
最後に、「3ヶ月後にぜひ会いましょう!」とクライアントと約束をしました。きっと筋トレを続けて、さらに美しくなられたクライアントと再会できると思います。
成長し変化した未来の自分にワクワクできるというのは、生活にエネルギーが生まれとても幸せなことです。そして、セラピストにとってもやり甲斐のあるセラピーです!
まだ講座は続きます。改善点、課題に毎回気づけることは楽しいです♫
次回はどんなことを学べるでしょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
認知行動療法メンタルトレーナー
いくえ