こころステップダイアリー

認知行動療法・ヒプノセラピーでこころのお手入れを♪

ヒプノ体験・14歳の娘の幸せな20年後

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中学三年生の長女は絶賛思春期中! 

最初の子は親の期待も多くかけてしまいましたし、その分反抗期も激しい。親子ケンカも度々ありました。下の二人の子供には受け流せることも、長女に対しては過剰に反応してしまったり.....気持ちの上でとても近い存在なのですが、それ故にぶつかることも一番多いのが長女です。

長男の交通事故後、平静に日常生活を送っていた長女ですが、中学の交通安全教室にパニック発作を起こしてから学校を休む日が多くなりました。それから2年近く経ち、気まぐれ登校が続いています。(不登校ではなく、でも順調に登校とも言えないのです。)

 

そんな長女との関係やこれからについて「長女とどう関わっていくのがいいのか。」というテーマで、未来をみるオリジナルストーリーのヒプノセラピーを受けました。

 

◉文化祭のステージで部活の発表をする娘を見にいく場面で、高校生活を楽しんでいることに安堵しました。

◉部活で遅くなった日、お友達と出かけた日、バイトに行った日の夕食の場面が続きました。毎回、夕食の場面では娘が話していることをひたすら相槌を打ちながら聞いている私。夕食が終わると、決まって娘は自分の部屋に行きます。

◉高校の帰りに、私のカウンセリングルームを見にきてくれる場面もありました。「一人でやってきてこんなオフィスで働いてるってすごいね〜」と娘に言われ、感激してしまう私。

◉大学3年生の娘の研究発表を見に行きました。教室の後ろから壇上の娘の発表を聞いていましたが、内容は私には全くわからず、いつの間にかこんな難しいことを学んでいたんだな、毎日頑張っているなぁと頼もしく思いました。その姿を見届けて私はそっと教室を出ましたが、私が見ていることに気づいた娘から発表の後に「来てくれてたんだね!ありがとう。」とLINEが届きました。

◉娘の職場に向かうシーン。娘が老人施設のイベント企画の仕事をしたようです。地域・入居者・入居者の家族むけの夏祭りを企画・開催し、そのお祭りに行きました。着くと娘はとても忙しそうに働いています。私に気づくと各ブースで使うチケットをくれて「ゆっくり見ていってね!」と一言言うと、また小走りで去って行きました。とても賑やかで盛り上がっているお祭りを眺めて、「これを娘が企画したのかぁ。」と感心しました。

◉娘は転勤したのか独立したのか、海外出張が多くなり生活が不規則になるからと一人暮らしを始めました。30歳です。海外の様々な企業のプロモーションや展示会発表・イベント企画の仕事をしているようでした。私には、まるで未知の世界!

どこ国でいつ何をしているのかも分からないけれど、仕事を楽しんでいること、寝る間も惜しんで仕事をしていること、仕事ぶりを高く評価されていること、日々充実していることが伝わって、陰ながら応援している私でした。

◉病院のベッドに娘が寝ています。出張の帰りに空港で倒れてしまい、運ばれてきました。私は病院に駆けつけましたが、娘の容態は落ち付いたようで点滴をして休んでいました。ベッドサイドのスーツケースにはジャケットがかかっています。

もちろん娘の体を心配する気持ちが第一にありましたが、社会に必要とされていること、それに一生懸命応えていること、やりがいを持って仕事に打ち込んでいる娘はとても立派に見えました。ただ、無理はしないでね・・・と思いながら。娘、33歳です。

◉テラスでBBQをしています。長女と息子、次女がいます。そして栗色のカーリーヘアの2歳の可愛らしい女の子も!37歳の長女の娘です。大人になった息子がお肉を焼いてくれ、次女は長女の子供と遊んでいます。長女は国際結婚して、可愛い子供にも恵まれました。今も仕事は続けていて、仕事に家事に育児に、奮闘しているようです。

「この子、全然言うこと聞かなくて。反抗期だよね。自分が親になって、子供が言うこと聞かない大変さがわかったよ。ママは3人もよく育てたね。」と長女。

◉娘と人格変換(他者の中に意識を入れ、他者の考えや視野を深く理解すること)をしました。娘は私に対して、「あの頃(つまり現実の現在)は生活が辛かったけど、乗り越えてくれてありがとう。」と思ってくれていました。

ここまでが、潜在意識が見せてくれた未来の世界です。

 

未来の世界の私は、娘の話の聞き役。私の方から積極的には関わってはいませんでした。必要なことは娘の方から伝えますし、私もそれ以上のことを掘り下げることもありません。あまり多くの言葉を交わすわけではありませんが、お互い気にかけていること、応援していること、感謝していること、誇りに思っていることが適度な距離感の中で伝わってきました。

セラピーの後私が一番強く思ったことは、「娘は自分の力で生きて行かれるから大丈夫。娘の力を信じよう。」ということです。そして、何より娘自身が自分の力を信じて生きて欲しいということでした。そのために私ができることは、「見守ること。娘が必要とする時にそこにいること。」だと感じました。それがどういうことなのか、潜在意識が私の言動を具体的に映し出したことで、私も迷うことなく娘と関わっていかれると思います。

 

娘に、このセラピーの内容を話しました。「へー、高校はダンス部なんだね。」「企画の仕事楽しそう!」「海外と関わってで働きたい!」「国際結婚、理想だよ!」と大喜び。未来の話はとてもワクワクしますし、盛り上がりました。そんな会話ができるのもヒプノセラピーのいいところだなと思いました。

 

今回のテーマ、「長女とどう関わっていくのがいいのか。」という問いに対する答えも潜在意識は明確に示してくれました。そして、この答えは誰かに教わったものではなく私の中にあったものなのです。私の中の潜在意識にあったものでした。潜在意識が持っている自分の答えをしっかり認識できるのがヒプノセラピーの素晴らしさです。

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提供者:jcall

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

このご縁に感謝いたします。

 

認知行動療法メンタルトレーナー

いくえ