明日の日記
弊ブログに訪れてくださりありがとうございます。
この1ヶ月ほど、夜明日の日記を書いています。
明日はこんな日にしようと決め、それを手帳に書き入れています。
春までは、今日起きたよかったこと・嬉しかったことを書いて’いいこと集め’をしていました。それはそれで今見返してみてもポジティブで楽しい気持ちになるのですが、あくまでも起きたことに感じたことの記録です。
なりたい自分になろうと思った時、やはり目線は未来に向けておきたいと考え、未来型の日記を書き始めました。
人生そのものをプランするような方法もありますが、まずはクリアにイメージできる自分の明日を描くことにしました。
自分のルールとして気をつけていることは、
・毎日寝る前に5行程度を5分程度で書く。
・出来事・気持ち・体感を細かく記す。
・完了形、断定形で書く。
・手書きする。
10分筋トレの記事にも書いたのですが、3人の子育て真っ只中の私は何かを継続しようとした時に時間的圧迫があると続かないのです。なので、毎日必ず確保できる時間帯と所要時間を決めることが大切。→「毎日寝る前に5行程度を5分程度で書く。」
人に会う約束やアポイントなど決まっている予定についてはそれが自分にとってどんな時間になるか、そのあとどんな気持ちになっているかを想像して書いていきます。やろうと思っていることやチャレンジしたいことを書くこともあります。出来事に対して自分がどう感じるのか、何を考えるのか、どんな体感を得るのかも具体的に書きます。例えば、「〇〇さんとランチ。彼女の意志の強さに感銘を受けたいい時間だった。」や、「今日は生姜と根菜たっぷりのスープを作った。体がポカポカして循環している気分!」という感じです。→「出来事・気持ち・体感を細かく記す。」
明日が終わる時に書く内容を、前の日に書くのが明日の日記です。なので、書く内容は未来のことだけれどもう終わっているという設定。「こうなった」という前提で書くので、文章は完了形です。それにより、もうその現実が自分の前に現れた、実現したということになります。時々「週末の〇〇が楽しみ!」と未来のことを書くこともありますが、それも前向きでアリかなと思っています。→「完了形・断定形で書く。」
頭で描いたビジョンを自分の文字で書くことにより、二重にインプットされるような気がして、必ず手書きで書くことにしています。その時の状態によって丁寧だったり走り書きだったり、心が反映されているのを感じ、自分を客観的に見ることもできます。→「手書きする。」
明日の日記は、常に持ち歩いて一日の途中で読み返しています。そうすると、「そうだ、今日はこうするんだった!」「こんな気分になる日なんだった!」とリマインドになります。その時点で現れていないこと、完了していないことがあれば、残りの時間で行おうという思考が働きます。
明日の日記の横には、「今日の日記」も書いています。つまり、いわゆる通常の日記ですね。明日の日記に対してどのくらい実現したか、思っていた以上にできたことや幸せだったことは何か、ということを書きます。手帳の見開き左ページに今日の日記、右ページに昨日書いた「明日の日記」(今日を思い描いた日記)が書かれている状態です。おかげで手帳は文字でびっしり埋まっています!今日の日記の最後には、今日の満足度を100点満点で書いています。高得点が続くと嬉しくなりますし、少し点数が下がっても明日はもっといい1日にしよう、という気持ちになります。スケーリングすることで自分の心の状態を知る手がかりにもなります。
明日の日記の最後は「今日もいい日だった。」「今日もありがとう。」と書かれることが多いです。これは決めているわけではないのですが、理想の明日を描いていると自然とそういう気持ちになってくるのですね。
1日5分、今日のご自身の幸運を振り返り、明日の喜びを自由に味わう。そんな贅沢な時間を作ってみるのもいいですよ。
最後までお読みくださりありがとうございました。
このご縁に感謝いたします。
認知行動療法メンタルトレーナー
いくえ