愛でるゆとりを
弊ブログに訪れてくださりありがとうございます。
先日、ラン農園で購入した蘭の鉢。元気に育っています。
↓その時の記事はこちら
子供達は朝起きると新しい花が咲いているかチェックして、「またお花増えたよー!」と教えてくれます。
週に1回程度の水やりが良いと聞いたので、「もうそろそろお花にお水あげなきゃね。」と気にかけています。
ランの花が風で大きく揺れていると、窓を閉めたり風が当たらないように少し鉢をずらしたり、日差しが強すぎるとカーテンを閉めたり、せっせとお世話しています。
その甲斐あってか、毎日新しい花が咲きリビングの一角を華やかに彩ってくれています。
「愛でる」という言葉があります。
「月を愛でる」「花を愛でる」のように使われます。
広辞苑によると、
①かわいがる。いとおしむ。愛する。
②ほめる。感嘆する。賞美する。
という意味があります。
花も、月も、何かを語るわけでも表現するわけでもありません。。しかし、人はその美しさを讃え感心する心によって愛おしさが生まれてきます。愛おしむ気持ちは人を穏やかにしてくれます。そして美しさを見せてくれる花に感謝することができます。
乱暴に扱っても、お世話をしなくても、花は文句をいうこともやり返すこともありません。ただ残念そうに黒ずんでしぼんでいくだけでしょう。でも、そんな花を見て人は幸せな気持ちにはなれません。抵抗も反発もできない花を、特別な見返りがなくとも大切に思いやりその美しさを堪能することで人の心は癒されるのだと思います。
そして何より、愛でる対象があるということそのものが心のゆとりになります。余裕がないときに花の美しさを褒めたり感心したりはできませんし、もしかしたら美しい花がそこにあるということすら認識できないかもしれません。
愛でる花があるということが心のゆとりになり、花を愛でることが心の癒しになるのですね。
花のお世話をしている子供達はとても楽しそうです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
このご縁に感謝いたします。
認知行動療法メンタルトレーナー
いくえ