こころステップダイアリー

認知行動療法・ヒプノセラピーでこころのお手入れを♪

暗示療法で夏休みの宿題完了!

弊ブログに訪れてくださりありがとうございます。

 

夏休みが終わり、長女の中学校も昨日から2学期スタート。

と思ったら台風直撃予報で初日の昨日は臨時休校でした・・・。

 

「夏休みの宿題終わっていない子はラッキーだね。今日できるもんね!」

と言ったら、

「私、もう宿題バッチリ!夏休み、我ながら頑張ったなー。」と長女。

 

過去記事でも書きましたように、気まぐれ登校の長女にとって登校するにあたってのストッパーを取り除くことが必要です。過度の完璧主義なところもあり、課題や宿題が終わっていないことも学校から足が遠のく要因の一つ。(’課題が終わっていない=学校に行かれない’は論理的ではなく、本来全くストッパーではないのですが、これは彼女のロジックなので特性と捉えてくださいませ♪)

 

そんな事情もあり、夏休みが始まってすぐに長女に暗示療法を行いました。

「夏休みの宿題が全て終わって新学期に気分良く登校する。ご褒美に好きな洋服を買う。」

という暗示です。

 

半信半疑以前に、催眠療法に興味もなく「仕方ない。ママのセラピーの練習台になってあげるよ。」と決してやる気満々で暗示療法を受けたわけではない長女でしたが、宿題を初めた日、翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、そして始業式当日までの様子をヒプノセラピーで体験しました。

始業式当日、終わった宿題を全部入れたリュックを背負ってお友達と待ち合わせして中学校に行く姿を見て、「宿題全部終わってよかった。スッキリした。」という気分を味わいました。

 

娘の通う中学校の夏休みの宿題は毎年かなりのボリュームです。

読書ノート・英語のエッセイ・英語の本の要約・からくり装置・社会科のレポート・理科のレポート・音楽の作曲・家庭科のレポート・数学の問題集2冊・修学旅行の事前学習レポート....娘との会話から私が得た情報だけでもこれだけの宿題がありました。実際はもっとあるのかもしれません。

この時のセラピーは、少し深く催眠が入り過ぎてしまい途中で娘が眠くなってしまいました。催眠の深さを調整しながら行いましたが、あまりスムーズなセラピーではなかったので私もやや心配だったのですが・・・長女は夏休み中、カレンダーに学習計画を立書き、日々少しずつ宿題を進めていました。最後に宿題が終わって学校に向かう姿を自分でイメージできたことや、お気に入りの洋服を買いに行かれたことが成果につながったようです。

 

目標を達成したので、暗示通りご褒美の洋服を買いに行きました。秋冬用の洋服を購入し、さらには予定外の靴やカバンも買うことに^^;計画的に余裕を持って目標を達成することができたので、今回は大奮発!

 

暗示療法は魔法ではありません。どんなに潜在意識にインプットしても、自分が動かなければ達成することはできません。行動するかどうか、最後の選択は本人の意志が必要になります。しかし、暗示文を潜在意識に書き込むことにより、そのアクションを起こしやすい・意識的にそのアクションを起こせる、という大きなメリットがあります。

 

やらなければいけないけれどやる気が出ない。やらなければいけないと分かっているのになかなか始められない。日常にそのような事柄があるようでしたら、この暗示療法はとても有効な後押しになる思います。

 

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提供者:Pixabay

登校初日の今日。重たいリュックを背負い、お友達と待ち合わせして、元気に学校に向かいました♪ 暗示文通りです^_^

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

このご縁に感謝いたします。

 

認知行動療法ヒプノセラピーメンタルトレーナー

いくえ