こころステップダイアリー

認知行動療法・ヒプノセラピーでこころのお手入れを♪

声も表情も体感も、前世の自分を追体験〜クライアント様のご感想

弊ブログに訪れてくださりありがとうございます。

クライアント様のご感想を記します。

 

M様は、『娘とのつながりの意味を知る』というテーマで前世療法を行いました。セラピーの中でいくつもの前世を移動し、娘さんとの関係性について探っているご様子でした。

 ↓セラピーの様子はこちら

kokorostep.hatenablog.com

 

 

1今回のセッションで印象に残ったこと、心に響いたことはなんですか?

子供の前世と老婆になった前世の姿を見ましたが、子供になっているときは子供のように楽しく感じ、老婆になったときは喋ることすら億劫になる程一言一言発するのが大変で、重く喋りづらい感じがしました。とても不思議な感覚でした。前世でも母に対する思いが強いと感じました。

 

2セッションを受ける前と後で変化したことはありますか?

私には母親がいなく、娘に対してどんな母親であるのが正解なのかわからずにいました。セッションを受けてみて、正解が見えたわけではありませんが、ヒントや導きを感じ、後ろ向くだったことに前向きに変われた気がします。

 

3このセッションをどんな方にオススメしたいですか?

私のように後ろ向きの考えの人や将来について不安に思っている人

なぜ私にはこういう人生なのだろうか、と思っている人。

 

4感想・ご意見・私へのメッセージなどご自由にお書きください

とても不思議は感覚でした。

夢を見ているような感覚と言われたが、本当に夢を見ているようでした

また、体感時間が30分くらいかと思っていたが、2時間も経過していたことが不思議でした。

 

 催眠療法の中で、その時の状態に応じた体の感覚になっているということがあります。子供の時の前世にいる時のM様は、笑顔で(目は閉じていますが)言葉も幼く無邪気な雰囲気でした。おばあさんになっている時には、首はうなだれ椅子にもたれかかるような姿勢で、絞り出すように途切れ途切れで、また普段使わない地方の方言で話されていました。前世の自分の感情や感覚をもう一度追体験しているということです。それはやはり記憶の彼方遠くにあるご自身なのではないかなぁという気がしてなりませんでした。

 そのほかにも、M様は体感的な感覚的なご感想をたくさん書いてくださいました。『夢を見ているよう』なのは、納得できます。なぜなら前世の記憶が詰まっているのは、眠っている時に使われる潜在意識の中だからです。夢を見るのも、潜在意識の情報と言われています。時間の感覚が狂うのも催眠に入っている時の特徴です。7時間の眠りから覚めた時に、7時間経った感覚がないのと同じです。

 これらの感覚は、なかなか言葉でご説明するのが難しく、『不思議』『味わったことのない感覚』『夢のよう』と表現される方が多いように感じます。それってどんな感じ?と思われる方は、ぜひ一度催眠療法を受けにいらしてください!(笑)

 

 前世療法を行うと、テーマについて『はっきり分からなかった』ということもあります。これはどういうことなのだろうと考えてみると、それを知ることが今の課題ということなのかな、と思います。少しズルイ回答のようにも聞こえますが・・・。

しかし、潜在意識は、向き合う準備のできていない情報を出すことはありません。M様はセラピーの中で娘さんへの愛情をとても深く感じておりました。そのM様にとって、『娘とのつながりの意味を知るために、母への強い思いと向き合う』ということが今、必要な気づきだったのだと思います。

 ヒプノセラピーの中で見たこと感じたことは、その時よりもその後の日常の中で意味を感じたり出来事と繋がったりすることの方が多いような気がします。前世療法は特に、じわじわと咀嚼されていくようです。

前世療法を行ったことにより、M様はそこにヒントを得てこれからの生活で答えを見つけていかれるのことと思います。

 

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提供者:Juan Pablo Arenas

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

このご縁に感謝いたします。

 

認知行動療法ヒプノセラピーメンタルトレーナー

いくえ